Intelligent Drive
Mercedes-Benz The best or nothing.
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Philosophy

生命より大切なものは無い。

生命より大切なものは無い。

Element of Philosophy

人は必ずミスをする。

ドライバーを緊張させない、疲れさせない。
メルセデスの安全性は、ここから始まります。

たとえ、あなた自身が意識していなくても、運転には精神的なストレスがともなうものです。

時間がたつにつれ、ストレスは身体的な疲労に変わり、判断力や集中力を低下させ、とっさの反応力までも鈍らせてしまいます。
コンディションさえよければ、そのミスは”事故”にならなかったかもしれません。
メルセデス・ベンツが独自に追求してきた「ドライバー健康安全性」

よく「メルセデス・ベンツは疲れない」「リラックスして運転できる」という評価をいただきます。 それこそが、長年メルセデス・ベンツが追求してきた「ドライバー健康安全性」の成果なのです。

1982年、メルセデス・ベンツは運転中のドライバーの生理学的・心理学的テストを開始し、 ストレスや疲労の度合いを測定する方法を開発しました。

事故を起こさないために

これらの結果をもとに、走行性能から快適性にいたるあらゆる分野で「ドライバー健康安全性」に 向けた取り組みを行い、モデルの世代を重ねるごとに着実なレベルアップをもたらしています。

事故を起こさないためには、まずドライバーのコンディションを常に良好に保つこと、 それがメルセデス・ベンツの安全への出発点なのです。

ミス防止はドライバーの健康から。

メルセデス・ベンツは、ドライバー健康安全性をもとに
安全開発の専門チームを持つ、世界唯一の自動車メーカーです。

ドライバーにかかるストレスは、身体の様々な部位に起こる生理的な反応から知ることができます。
メルセデス・ベンツは、被験者となるドライバーの各部に測定器を取り付け、
心拍数や筋肉の緊張度の変化などを、実際の運転実験を通して測定します。

これにより、ドライバーの運転スタイルや身体の状態がすべて明らかになるほか、
自動車の技術的側面がドライバーの挙動や操作能力にどのような影響を与えているかなども正確に把握できます。
長時間の運転は危険。

運転時間の長さは事故発生と密接につながっています。
メルセデス・ベンツの調査では、連続運転1時間に比べて4時間では2倍、連続8時間では10倍以上にもなります。
疲労や集中力の低下を防ぐには休憩時間を走行計画に盛り込むことがいかに大切か。それは事故の統計からも明らかです。 メルセデス・ベンツはこうした結果から安全運転へのアドバイスを積極的に行うとともに、自動車本体にも先進の安全装備を採用しています。

シャーシはエンジンよりも速く。

「走る」「曲がる」「止まる」という普遍的な機能を進化させる。
それがメルセデス・ベンツの安全性のスタートであり、究極のゴールである。

1886年のガソリン自動車誕生時、わずか1馬力前後であったエンジンの出力は、
自動車レースへの参戦による技術革新によって、1920年代には実に7リッター・250馬力にまで達しました。
こうしたエンジン出力の増大は、パワーを伝えきれない後輪のスリップをまねき、クルマのコントロールをより困難にさせたのです。
速さと安全を求めた結果、辿り着いた答え。

もちろん強力なブレーキの開発も急務となりました。このような状況下で導き出された回答。 それはシャーシ性能がエンジン性能を上回れば、レースカーをより速く、安全に走らせられることができるという事実でした。 ブランドの誕生以来、継続してきた自動車レースを通して、メルセデス・ベンツの開発部門は 「シャーシはエンジンよりも速く」という独自の設計哲学を確立するに至ったのです。

堅牢かつしなやかに。独自の設計哲学の誕生。

当時のメルセデス・ベンツの考える理想のシャーシとは、エンジン性能を上回り、 堅牢・軽量でありながら高速域での過酷な路面変化を受け止めるハガネのようにしなやかな構造でした。 そしてついに1953年には世界初の衝撃吸収構造ボディを採用したメルセデス・ベンツ180を発表するに至り、 現代の自動車のベンチマークともいえる基本構造を確立したのです。

より安全に、快適に移動するためには、シャーシの機能を進化・熟成させる。 その独自の設計思想は、現在もメルセデス・ベンツの技術開発に連綿と受け継がれているのです。

安全は決して独占しない。

人の生命を守る。美しいボディやエンジンよりも。

かつて、事故によって美しいボディが壊れないよう、 堅牢であることに車のオーナーや技術者の目が向けられていた時代がありました。 しかし、ボディの損傷は少ないのに、 乗員への被害は大きいという事実に疑問を持ったひとりの技術者がいました。

1939年、当時のダイムラー・ベンツ社に32才で主任設計者として迎えられたベラ・バレニーです。 世の中にまだ概念すらなかった"自動車の安全性"の研究に着手した彼は、 「エンジンよりも先に人間を」をモットーに、 衝撃吸収構造ボディをはじめ数々の安全技術を開発していったのです。
人命に関わる特許は無償で公開する。

彼が会社に在籍した34年間に取得した特許は2,500件にもおよび、 メルセデス・ベンツはそれを独占することなく無償で公開しました。 そのひとつひとつの技術が、将来の自動車に欠かせないものであることを確信し、 世界中の自動車が安全になることを真摯に願ったからでした。

ミスターセーフティと呼ばれた男

ベラ・バレニー(1907年〜1997年)

自動車の安全向上への多大な功績によって、 「ミスターセーフティ」と呼ばれたベラ・ヴィクトル・カールバレニー。 1994年には、自動車業界で最高の栄誉である米国「自動車の殿堂」入りをはたしました。 1997年、90才で永眠。彼が発明した数々の安全技術は、これからも多くの自動車の中で生きつづけることでしょう。

真実は路上にある。

世界初、自動車メーカーによる事故調査。

1969年、メルセデス・ベンツは開発部門に事故調査部を開設し、 州政府や警察に認可と協力を得たうえで、画期的な事故調査活動をスタートさせました。 現在では、調査チームが医療チームとともに現場に急行し、 車の損壊や乗員の被害の状況を約3,000項目にわたって調査するという体制を整えたのです。 これまでに行われた3,500件以上もの事故調査によって、 実験では見えてこないさまざまな事実が明らかになりました。
事故調査結果を、開発にフィードバック。

その一例が、左右にずれた状態でぶつかるオフセット衝突のケースが前面衝突の約75%を占めるという現実でした。 この結果を基にメルセデス・ベンツでは、1974年から車内の実験にオフセット衝突を採用して、 それに対応した衝撃吸収ボディ構造の開発を行ってきました。起きてしまった事故から人間を守るために、何をなすべきか。 その答えを導き出す鍵は、まさに事故現場にあるのです。

40種類の過酷な試練。

メルセデス・ベンツが制定した世界の安全基準。

メルセデス・ベンツが先鞭をつけた衝突安全実験にならって、 前面衝突時のオフセット衝突、側面衝突、後面衝突など、各国が独自の安全評価基準を制定しています。 メルセデス・ベンツをはじめとする世界的な自動車ブランドでは、 それらの地域や国が制定した衝突実験プログラムを実施し、クリアしなくてはなりません。
世界基準の上をいく、独自の衝突実験。

メルセデス・ベンツは、それらの国々が設定したプログラムよりも多い、40種類の衝突実験を独自に課しています。 各国が定めた安全基準にとらわれることなく、膨大な事故調査から導き出された結果をもとに、 不可欠なプログラムであると判断したのです。 それは、「安全基準は売るためにあるのではなく、真に乗員を守るためにある」という 厳格なポリシーを貫いているからにほかなりません。

事故の相手も安全に守る。

乗員を守る。その次に目を向けたもの。

単独の自損事故でないかぎり、事故には相手があります。 メルセデス・ベンツが行ってきた事故現場での調査活動は、もともとメルセデス・ベンツ自身を対象にしたものでした。 しかし調査員が見たものは、メルセデス・ベンツよりもダメージが大きい相手の自動車と乗員でした。
自分も、相手も安全に守る。

そこで開発に着手したのが、自分も相手も安全な"共生"という意味のコンパティビリティです。 EクラスやSクラスなどの大きい車は、重量や剛性、鋭角な形状を抑えて相手への攻撃性をやわらげる。 スマートやAクラスなどの小さな車は衝撃吸収性を高め、キャビンの変形を抑えて乗員の生存空間を確保する。 メルセデス・ベンツは、1995年に初めて採用されたコンパティビリティ技術を追求しつづけ、 すべてのクラスにその高い成果を具現化しています。

歩行者保護機能の開発。

さらに、歩行者などの保護にもいち早く取り組み、衝撃吸収バンパーなど数々の保護対策に加え、 ボンネットを持ち上げて歩行者へのダメージを最小限に抑える最新のアクティブボンネットを開発。 こうした取り組みにより、世界中でそのボディが評価されています。

もう間に合わないか、まだ間に合うか。

動物と同じように、クルマにも危険を回避する反射行動を。

ネコは高いところから落ちても、きれいな姿勢で着地します。 それは、反射的に体を反転させて、着地に備えているからなのです。 メルセデス・ベンツは、自動車にも動物と同じように、自らを守るための反射行動をとらせることで、 衝突時に乗員の被害を最低限に抑える独自のセーフティ技術PRE-SAFE®を世界に先駆けて開発し、実用化しました。
衝突までの残された時間は0.01秒でもムダにしない。

PRE-SAFE®は、事故の危険性が高い場合、特に衝突が起こる寸前に素早く作動するメルセデス・ベンツのシステムです。 例えば、急ブレーキによって事故の危険性を予見して、とっさに前席のシートベルトの巻き上げを行い、助手席を適正なポジションに移動させます。 さらに車両の横滑りを感知するとサイドウインドウとサンルーフが開いていれば、それを閉じます。 これにより、衝突時にシートベルトとエアバッグが最大限の効果を発揮できる体制を瞬時に整えているのです。 事故が発生する寸前に、もう間に合わないと考えるか、まだ間に合うと考えるか、その差こそがメルセデス・ベンツの安全性の高さそのものなのです。

その時、人はなにをするか。

人が操る"自動"車。
事故の原因はほぼ運転者によるものという事実。

"自動"車と名づけられながらも、その乗り物は人の手で操作されています。 大きな交通事故の5件に1件は、運転者が原因で発生しています。 さらに、「交通事故死亡者の42%はドライバー関連の事故によるもの」 というドイツ連邦統計局の道路交通分析結果もあります。
明らかになる人間の弱点。

メルセデス・ベンツは様々な状況におけるドライバーの行動を分析することから始めました。 ドライビングシミュレーターは現実の世界では危険すぎて実施できないテストもまったく危険なく行えます。 そこから、突発的な事態に対応しきれない人間の弱点を明らかにし、その一瞬の空白をできる限りサポートするための数々のアクティブセーフティ技術が生まれました。

膨大なデータから生まれる、本当に必要な安全機能。

例えば、BAS(ブレーキアシスト)の開発のきっかけは、 約70%のドライバーが危険に直面しながらブレーキペダルを強く踏み込めないという結果から導き出されました。 ESP®(エレクトロニック・スタビリティ・プログラム)もまた、 時速100kmで走行中のカーブに突然アイスバーンが現れるという設定で、 被験者の約78%がコースから外れるという結果から開発がスタート。

ドライビングシミュレーターはメルセデス・ベンツの安全性を育む最先端の"ゆりかご"でもあるのです。

速度無制限の余裕。

時速200kmを超える高速走行時の万一の事態に備えて。

メルセデス・ベンツの安全技術は、すべてドイツ国内での時速200kmを超える高速走行を想定したもの。 そこで鍛えられたからこそ、日本の道路を余裕を持って走ることができるのです。

高速で走行中、前方に障害物を発見してフルブレーキングをしながらハンドルを切って危険を回避する。 それには強力なブレーキ性能と、優れた操縦安定性が求められます。 メルセデス・ベンツは、こうしたシャーシの基本性能の高度化に加えて、より実効性のあるアクティブセーフティを追求。 サスペンションやブレーキを補完する高度な電子制御システムを採用して、万一の事態に備えています。
時速100kmの余裕。

速く走るクルマだからこそ、製造ラインではゆっくりと精緻に作り込まれます。 速度無制限のアウトバーンで鍛えられた安全性能を持つメルセデス・ベンツが、 最高速度が時速100kmの日本の高速道路を走る。その余裕は計り知れません。

安全への轍はつづく。

時速200kmを超える高速走行時の万一の事態に備えて。

1886年にゴットリープ・ダイムラーとカール・ベンツがそれぞれに世界初のガソリン自動車を発明しました。 その頃の課題は「車をいかに止めるか」にありました。

その後、「いかに短い距離で確実に止めるか」、「様々な局面で危険回避をサポートするブレーキ」へと課題は移り、 メルセデス・ベンツによってABSやESP®(エレクトロニック・スタビリティ・プログラム)が実用化されたのです。

ボディもまた、当初の「壊れない頑強さ」から「効果的に衝撃を吸収して乗員を守る」構造へと進化。 そのうえで、SRSエアバッグや3点式シートベルトなど、さまざまな補助システムが、メルセデス・ベンツの手によって世に送りだされてきました。 これからも、かわることなき「生命ほど尊いものはない」という思想のもと、メルセデスは自動車の安全性のさらなる向上をめざして歩みつづけます。

守る責任。

生命ほど尊いものはない。

世界中のたくさんのお客様に、メルセデス・ベンツが選ばれている理由。 それは、「生命ほど尊いものはない」という言葉に集約されています。

メルセデス・ベンツには、大切なお客様の生命を全力で守る責任があります。 そのために、つねに安全と真正面から向き合い、研究・開発への積極的な投資を行い、 他の追随を許さない最高レベルの安全技術を追い求め続けているのです。 そして、ドライバーであるあなたご自身にも、クルマに同乗する大切なご家族や友人の生命を守る責任があります。 そのためには、どのクルマがベストな選択であるのか。答えはただひとつ。 何よりも尊い人間の生命を、何よりも優先して守ることに全力を注ぐ、メルセデス・ベンツです。

PROMETHEUSプロジェクト

未来のクルマ社会に向けた、新しい視点を。

メルセデス・ベンツが創始した研究プロジェクト、PROMETHEUS(プロメテウス= Programme for European Traffic with Highest Efficiency and Unprecedented Safety = 最高の能率と空前の安全性を備えた欧州交通計画)。未来のクルマ社会に向けて新しい視点を設定しようとしたこのプロジェクトは、欧州研究事業Eureka(ユリーカ、1986~1994年)の一環として進められました。 PROMETHEUSは、クルマが増加する交通状況の中でいかに安全性を高めるにはどうすべきか、未来のクルマ社会の主要な問題に取り組みました。メルセデス・ベンツの研究者が辿り着いた答えがカメラ、センサーを使用し、クルマに交通状況を判断する知性を持たせることでした。